2023.11.29 20:21冬野菜5日本が原産地の水菜は茨城県が主要生産地です。古くから京都で生産されていたので京菜と呼ばれます。ハウスで通年栽培されていますが露地ものは12月から3月ごろが旬です。ビタミンC、βカロテン、カルシウムが豊富です。ベルギーが原産地の芽キャベツ。静岡県が主要生産地です。11月から3月ごろが旬です。抗酸化作用があるルテインを多く含み美容効果があります。アフガニスタンが原産地で北海道が主要生産地の人参。9月か...
2023.11.28 20:28冬野菜4カリフラワーは原産地が不明です。主要生産地は茨城県。11月から3月が旬です。ビタミンとミネラルが豊富です。アブラナ科の野菜の中でも栄養分が豊かで、太い茎の部分に含まれています。日本では白いものが多いですが、オレンジや紫などカラフルな種類もあります。ヒガンバナ科のネギは千葉県が主要生産地です。12月から2月が旬です。通年入手できますが、旬のネギは甘味が増します。特有の香り成分「アリシン」は疲労回復、...
2023.11.27 21:37冬野菜3地中海沿岸が原産地で群馬県が主要生産地のキャベツ。12月から6月まで旬の長い野菜です。春は水分が多く、冬は葉が詰まっています。胃の粘膜を守るキャベジンはビタミンUと呼ばれる栄養素です。火を通しても生でも食べられます。千葉県が主要生産地の春菊は11月から2月ごろが旬です。βカロテン、ビタミンに加えて鉄分が豊富です。独特の香りは消化を促進する効果があります。北海道が主要生産地のブロッコリー。11月から...
2023.11.26 19:03朔風払葉59/72きょうから七十二候は朔風払葉(きたかぜこのはをはらう)が始まります。朔とは新月のこと。月の始まりを意味し「ついたち」と読み、「はじめ」を意味します。方角では真北を指し、朔風は北風を指します。冬の冷たい風が強くなり木の葉を払い始める季節になります。紅葉する葉の色を朽葉色(くちばいろ)と呼びます。季節の移ろいによって変化していく朽葉色に昔の人は繊細な名前をつけました。赤朽葉、黄朽葉、青朽葉、薄朽葉、濃...
2023.11.25 19:33冬野菜2白菜は中国が原産地です。日本での主要な生産地は茨城県。11月から2月に旬を迎えます。ビタミン、葉酸、ミネラルが豊富です。鍋料理、白菜漬け、茹でサラダのほかに洋食にも使えます。キシメジ科エノキタケ属のエノキは長野県が主要生産地です。栽培は通年ですが天然ものの旬は11月です。食物繊維、ビタミン、ナイアシンが豊富です。光にあてずに育てるので白くなります。溶血作用(赤血球を壊す)があるので必ず加熱して使っ...
2023.11.24 19:47冬野菜冬に収穫、生産する野菜は、当然ですがもっと早い時期に種まきをしたり苗を植え付けたりしています。温かい時期に発芽し、寒い時期に育つ冬野菜は、ビタミンCやβカロテンがとても豊富なので免疫力を高め風邪を予防します。寒さで凍らないように糖分を増やす傾向があり甘味が増します。通年栽培できる大根は11月から2月が旬です。主要生産地は北海道。ビタミンやカルシウムがとても豊富です。冬に大根は甘みが増すのでサラダで...
2023.11.23 18:40食べ分けられます数人でお席と料理をご予約。それぞれが食べる料理ではなく、お客様同士で同じ料理を分けて食べたいときは最初から小さな皿に分けてお出しすることができます。コロナウイルスの感染予防で中華料理の店は大皿からの取り分けを中止しました。その時に食堂でもコース料理の小皿提供にトライ。皿の準備、調理の方法、小分けの手順などを少しずつ習得しました。現在はコース料理ではなくても通常の料理を最初から分けてご提供しています...
2023.11.22 18:49勤労感謝の日今から75年前までは旧暦11月の第2卯の日は宮中行事の新嘗祭(にいなめさい)でした。新嘗祭は天皇が新米などの新しい穀物を神に奉納し、食べる儀式です。戦後、1948年に施行された国民の祝日を定める法律で11月23日を「勤労を尊び国民がお互いを感謝しあう日」と制定され勤労感謝の日と呼ばれるようになりました。この時期に収穫を感謝する祭が各地であるのは新嘗祭の影響です。本来は収穫物や食べ物を生産したり調理...
2023.11.21 21:11小雪20/24きょうから二十四節気は20番目の小雪が始まります。わずかな雪が降る頃という意味です。この時期の昼間、よく晴れて温かい日差しが届く様子を小春日和(こはるびより)と呼びました。七十二候は58番目の虹蔵不見(にじかくれてみえず)が始まります。空気が乾燥する太平洋側では虹が発生しにくくなります。雲が長く空を覆う日本海側でも虹が見られなくなります。みかんが旬を迎えます。ビタミンCが豊富なので風邪予防に有効で...
2023.11.20 20:05秋の畑ことしから借りている戸塚区の小雀農園。季節ごとに収穫した野菜を食堂で使っています。夏から秋にかけての時期は主役が入れ替わりました。空芯菜と茄子と青じそが名残りを迎えました。定植して1年目のニラは旬となり、走りの穂紫蘇が可憐な白い花を咲かせました。野菜の多くは同じ土を嫌う(連作障害)ので、どこで何の野菜を育てたかをノートにイラストで記しています。いまはスーパーに行けばほぼすべての野菜を入手できるので...
2023.11.19 18:53海老野菜炒め海老は注文が入ってから塩でもんで水洗いします。これによって臭みが消えます。そのあと、2分間塩茹で。野菜は芯や実の部分や根野菜などは過油(グォ・ユゥ)、葉物はそのままで海老といっしょに炒めます。合わせ調味料(オイスターソース・XO醤・千鳥酢)を投入して、スープ、砂糖、塩、胡椒で味を調えて、勾芡(ごぅちぇん)して完成です。海老に衣をつける店が多いですが、食堂ではデンプンの取り過ぎを避けるために使ってい...
2023.11.18 20:52O157の怖さ腸管出血性大腸菌(O157)はベロ毒素によって重症化を引き起こす危険な細菌です。通常の細菌は100万個以上体内に入らないと感染しません。しかし、O157はたった50個から100個で感染します。3日から8日の潜伏期間があります。下痢、腹痛、発熱が主な症状です。牛や羊、豚の腸内に生息する菌なのでホルモンとして食べるとき十分に加熱されていないと感染します。また感染した人の糞便でも感染が広がります。下痢止...