朔風払葉59/72
きょうから七十二候は朔風払葉(きたかぜこのはをはらう)が始まります。朔とは新月のこと。月の始まりを意味し「ついたち」と読み、「はじめ」を意味します。方角では真北を指し、朔風は北風を指します。冬の冷たい風が強くなり木の葉を払い始める季節になります。紅葉する葉の色を朽葉色(くちばいろ)と呼びます。季節の移ろいによって変化していく朽葉色に昔の人は繊細な名前をつけました。赤朽葉、黄朽葉、青朽葉、薄朽葉、濃朽葉など伝統色は多様です。徳川幕府は財政の立て直しのために何度も奢侈禁止令を出しました。そのため質素な茶色が流行し、朽葉色に象徴されるように多様な茶色が生まれました
No.1562
10月14日調理の蒸し餃子とエビチリ
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