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2025年5月29日

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2025年5月29日

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2025年3月31日

食堂ではコース料理を用意しています。お一人様4000円です。前菜・お造り・蒸し魚・肉野菜炒め・麻婆豆腐・海老炒飯・中国茶をお出ししています。すべてお一人ずつ小皿に盛りつけています。ドリンク代は別料金。魚は季節のものを仕入れるので、その時々で異なります。昼でも夜でも対応いたします。コース料理用に魚と豆腐を仕入れるのでご希望の日の3日前までにご連絡をください。お客様の人数と食事内容が決まっているコース料理は食材をすべて使い切ることができる食品ロスゼロメニュー。環境のためにもぜひご利用ください

5月29日(木)は定休日です

No.2111

1190 days until the end of the first phase

日本ではお寿司やお刺身など魚介類を生で食べる文化があります。四方が海に囲まれている、比較的寄生虫の影響が少ない海洋性のものが多い、新鮮なものが入手しやすいなどの理由が考えられます。魚の生食は中国から朝鮮半島を通じて日本に伝わります。庶民が生魚を日常的に食べるようになったのは江戸時代に入ってからです。醤油が関東でも量産され、江戸前の魚を使った握り寿司が屋台で売られるようになりました。手軽、短時間、美味しい握り寿司は大人気でした。魚生(ユゥサン)は広東料理の刺身。フェは韓国の刺身。ゴイカーはライスペーパーを巻いて食べるベトナム料理。イタリアのカルパッチョ。セビーチェはペルーの魚介サラダ。生魚にはDHA(ドコサヘキサエン酸)やEPA(エイコサペンタエン酸)が豊富です。低カロリーで調理時間が短くできます。ただし、寄生虫や細菌が付着している可能性があるので食中毒を引き起こす恐れがあります。衛生環境を整えないと腐ってしまいます。好みや文化によって受け入れにくい人たちもいます

5月28日(水)は定休日です

No.2110

1191 days until the end of the first phase

ビーフンは米粉を原料として作る細麺。インディカ米が使われます。中国南部が発祥です。台湾や東南アジアで広く親しまれています。同じ米粉を使うフォーはベトナム発祥の麺料理です。平打ち麺なのでビーフンとは形状が違い、主にスープに入れて調理します。日本には1903(明治36)年の第5回内国勧業博覧会で台湾料理として出品された記録が残っています。その時「米粉」という表記に「ビイフヌ」という読み方が併記されていました。各家庭でビーフンが食べられるようになったのは第二次世界大戦以降です。東南アジアから復員した兵士や軍属が現地のビーフンを思い出して食べ始めました。食堂では裏メニューでケンミン食品の焼きビーフンをご用意しています。ケンミン食品はタイ産のインディカ米を使用。小麦アレルギー、グルテン不耐症、糖質摂取への配慮。これらすべてに対応した食品がビーフンです。野菜と豚肉とともに炒めてお出ししています。一食1500円、ぜひお召し上がりください

5月27日(火)は11時から14時まで通常営業、13時半ラストオーダーです

No.2109

1192 days until the end of the first phase

きょうから七十二候は23番目の紅花栄(べにばなさかう)が始まります。古代エジプトの時代から紅花は栽培されていました。日本では万葉集に登場しています。紅花の色素は圧倒的に黄色が多く、赤の色素は1%しかありません。黄色の色素は水溶性なので紅花を水にさらして乾燥させる作業を何度も繰り返し紅色にしました。ただし、紅花の開花は6月から7月にかけてです。紅花は「赤い花」であり、近年では「赤い花が盛んに咲く頃」と考えられるようになりました。この時期の赤い花と言えばサツキツツジ。サツキツツジの花が咲くと考えられます

No.2108

メークイン(ジャガイモ)の森

1193 days until the end of the first phase

日本人が長い時間をかけて主食にしてきた米。180年前までは食料としての価値以上に「税」として経済的な価値もありました。飢饉などで米不足が続くと支配階級は税収が減り、経済が停滞しました。米は市場で価格を決めません。農家が農協などに販売する生産者価格、農協などが米卸などに販売する卸売価格(相対取引価格)、最終的に消費者が払う店頭価格があります。それぞれに流通や管理、宣伝や広告のコストがかかり、どんどん値段が高くなる仕組みです。昨年6月の相対取引価格(銘柄米の全国平均)は60㎏15,865円(1㎏264円)でした。それでも過去11年で最高を記録。同時期の店頭価格平均は5㎏2200円(1㎏440円)。生産者価格は264円よりも安いので米は店頭価格が高くても決して農家に利益があるわけではないのです。現在の店頭価格は5㎏4000円(1㎏800円)を超えています。米を買ったことはないらしい農水大臣が辞職、新しい大臣は5㎏2000円に戻すと公言しています。そのためには流通過程や管理業務をすっ飛ばすか、生産者価格を大幅に引き下げないと実現は困難な状況になっていることをご存知なのでしょうか?

No.2107

コース料理の〆は海老炒飯

1194 days until the end of the first phase

2007年から日本社会は65歳以上の人が全人口に占める割合が21%を超える超高齢化社会に入っています。高齢期に入ると体の各部位に変化が現れます。そのうちの一つが栄養吸収の衰えです。食事は定期的に食べているのに栄養が不足した状態になります。体組成の変化、基礎代謝量の低下、運動の減少が見られても、タンパク質・ビタミン・ミネラルのエネルギー所要量は必要です。うまく噛めない、胃がもたれる、味覚障害などにより食が細り、食事量自体が減ることもあります。食材を噛みやすくする、裏ごしやミキサーを使って柔らかくする、背筋を伸ばし顎を軽く引いて誤嚥を防ぎながら食べます。1人で食事をすると、食事への意欲が低下し、同じメニューを続けたり、食事回数が減ったります。家族や友人らと会話を楽しみながら食事することも重要です

5月24日(土)は11時から14時まで通常営業、13時半ラストオーダー。17時から貸し切りです

No.2105

1195 days until the end of the first phase

人の体は口から入るものだけでできています。口に入った食べ物はそのままの形では吸収できません。口から肛門までの消化管のなかで消化液によって分解されます。口では唾液、胃では胃液、膵臓からは膵液、胆のうからは胆汁、小腸の壁からも多くの消化液が出ています。炭水化物は唾液・膵液・小腸の壁の消化液によってブドウ糖まで分解、タンパク質は胃液・膵液・小腸の壁の消化液によってアミノ酸まで分解、脂肪は胆汁・膵液によって脂肪酸とモノグリセリドまで分解されます。食べているのに栄養状態が低いのは、これら消化液のはたらきが低下していることも一因かもしれません

No.2105

1196 days until the end of the first phase

昨年の秋に収穫した青じその実。花がしぼんでまだやわらかい実を摘んで水洗いします。汚れやアクを落とします。醤油と酒を同量で半量になるまで煮切ります。冷めたら洗った実を漬け込みます。冷蔵庫で1ヶ月を過ぎれば食べられますが、しっかり漬け込まれた実を味わうには2ヶ月以上寝かせた方がいいでしょう。定食のご飯に少量を乗せてお出ししています

5月22日(木)は定休日です

No.2104

1197 days until the end of the first phase

きょうから二十四節気は8番目の小満(しょうまん)が始まります。植物が少しずつ成長をはじめまだ最盛期にはなっていない時期という意味です。気温が高くなり、日照時間も長くなります。麦の穂が実り収穫期を迎えます。麦秋(ばくしゅう)は初夏の季語です。七十二候は22番目の蚕起食桑(かいこおきてくわをはむ)が始まります。古くから養蚕は全国で行われていました。呉服の糸として蚕は貴重な生き物でした。徳川幕藩体制が崩壊し薩長武力連合が政権を奪った19世紀後半、貿易で外貨を稼ぐ必要が生じます。その時に高品質なジャパンシルクは輸出品の主力製品になり、世界シェアの60%にまで達しました。西伊豆の松崎町は日本で一年で一番最初に絹が生産されたので、その年の絹の質を見極める商人たちがとても注目しました

5月21日(水)は定休日です

No.2103

1198 days until the end of the first phase

極楽寺にあるスパイスなどの輸入商「アナン株式会社」。先代のアナンさんとは立ち飲み仲間でした。そのアナンさんから紹介されたのが伊豆の国市にある「第一酵母株式会社」の天然酵母「伊豆酵母」です。食堂の開店にあたり、アナンさんから塩や胡椒などを仕入れた時に教えられました。天城山中で採取した天然酵母。これを国産のフルーツに付着させて培養し、炒り糠とセットになった商品「天然酵母のぬか漬けセット」を入荷しました。リンゴとミカンで育った酵母だったので、糠漬けはとてもフルーティーになります。ことしで6年間、糠を交換しながら育て続けてきたので、いまは野菜のうま味を上手に引き出してくれています。「こんなにおいしい胡瓜のお漬物、初めてです」。近所に住むお客様がきのう、とても喜んでくださいました

5月20日(火)は11時から通常営業、14時閉店、13時半ラストオーダーです

No.2102

1199 days until the end of the first phase

15世紀から17世紀にかけての日本社会は絶対的な統治者を欠く不安定な世の中でした。俗に「戦国時代」と呼びます。多くの庶民にとっては迷惑この上ない日常です。主食としての米を生産していた農家の人たちにとって、戦国時代に稲の副産物である藁は無駄なく活用されました。縄や網を作る材料になり、稲の束をくくり、魚をとる網として使われます。田畑に敷いて保温や保湿、防草効果を発揮します。かやぶき屋根の材料にもなります。軽量で断熱性に優れ風雨をしのぎました。草鞋や雪駄は藁から作られました。藁を編んで袋を作り米や穀物の保管や運搬に使いました。祭礼や信仰では穢れを祓う清浄な存在として扱われます。雨具や防寒具として蓑や笠になりました

No.2101

1200 days until the end of the first phase

和食では薬味の王様。青じそ。しそ科で連作が可能です。シソは青じそと赤じその2種類があります。葉の形状によって平葉と縮緬に分けられます。用途は多彩です。葉を使うと「大葉」、発芽したての葉は「芽じそ」、若い花は「花穂ジソ」、成熟前の実は「シソの実」。小雀農園では2年前にコンパニオンプランツとして種まきをしました。胡瓜や茄子を外注から守るために農薬の代わりに育てる植物がコンパニオンプランツ。その時にできた種が畑の土にこぼれ、耕すたびに全体に広がり、この時期になると畑のあちこちで発芽するようになりました。最高気温が20度を上回ると急速に生長します。つるなしインゲン「サクサク王子」の畝の端っこにいつのまにか30センチほどの背丈になった青じそを発見しました

5月18日(日)は家事により臨時休業させていただきます

No.2100

1201 days until the end of the first phase