佐々木食堂
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2024.03.27 20:16

濃紺のらくがきより

「肉野菜炒め定食を頂きました。仕事がつらく食欲がなくて食べても下してしまう日が続いていましたが、こちらの料理はおいしくてお腹にもやさしく、いつも食べる元気が出ます。ごちそうさまでした(2024年1月8日)」少しでも食を通じてお客様の元気や健康に貢献できれば幸いです。人の体は口から入るものだけでできています。苦しい時こそ、体が喜ぶものを口に運んでください「歩こう会に参加して9kmウォーキングしてきま...

2024.03.26 20:04

機能性表示食品とトクホ

小林製薬の紅麹から毒性物質が検出され健康被害が広がっています。3年間サプリを飲み続けていた方が腎臓を害して亡くなっていたことが分かりました。紅麹はサプリ以外にも多くの食品に添加物として出荷されています。それらすべての販売と製造が今後ストップし、それぞれの会社が回収へと発展するでしょう。このサプリは機能性表示食品でした。販売事業者が科学的根拠が記された資料を提出し、書類に不備がなければ認められるのが...

2024.03.25 19:49

箸の歴史6

日本人同士が1年以上殺しあった1868年から1869年。江戸が強制的に東京と改名されました。それまで長く使われてきた太陽太陰暦(旧暦)が廃止され西洋の太陽暦が導入された1873年。銀座の木村屋があんぱんを明治天皇に献上した4月4日は「あんぱんの日」です。この頃から皇族や貴族社会にテーブル、椅子、西洋料理が広がります。庶民の朝はご飯・味噌汁・漬物、昼は漬物・お茶漬け、夜はご飯・漬物・味噌汁・野菜の煮...

2024.03.24 19:45

桜始開11/72

七十二候は今日から11番目の桜始開(さくらはじめてひらく)が始まります。日本社会では平安時代から花見といえば桜を意味していました。現在、国内の8割以上はソメイヨシノ。江戸彼岸桜と大島桜の交配種で江戸時代に作られたので、それ以前にはありませんでした。奈良の吉野の花見は古くから有名です。当時はソメイヨシノはなかったので山桜を鑑賞していました。葉と花が同時に咲きます。サは田の神、クラは神の御座(居場所)...

2024.03.23 20:07

箸の歴史5

軍事力で江戸に幕府を開いた徳川政権時代。17世紀初頭、懐石料理に酒宴を入れた会席料理が発達します。幕府は漆奉行を置き、漆の管理や吟味、配分を行い各地に漆器の名産地が誕生しました。18世紀になると箸にも漆が塗られるようになります。それまでの木椀や漆椀に加えて1730年ごろ、陶磁器の食器が普及し始めました。1783年出版の「万載狂歌集」に割り箸の原型(割りかけ箸・引裂箸)が記載されます。箸に切れ目をつ...

2024.03.22 20:19

箸の歴史4

現在の日本料理の原型とされる本膳料理。これは儀式的要素の大饗料理と技術的要素の精進料理が組み合わさったものです。1392年にこれが登場しました。出汁にカツオと昆布が使われ始めました。奉書のような紙で箸を包む箸紙が使われるようになりました。現在の箸袋の原型です。14世紀末から15世紀初頭にかけて輪島の重蓮寺で漆塗の器物が作られ始めます。輪島塗の基礎となりました。室町幕府8代将軍、足利義正が丈夫な箸を...

2024.03.21 19:30

箸の歴史3

宋王朝から帰国した栄西が臨済宗(禅宗)を日本に伝えたのが1191年、道元が曹洞宗(禅宗)を伝えたのが1227年。将軍や多くの大名が禅宗に帰依しました。これによって精神修養の一端である精進料理が広く庶民の間にも広がります。道元禅師は日常的な食事は人の心を育てる重要な場であると説きました(「典座教訓」「赴粥飯法」:1237年)。鉢(器)に口をつけない・鉢の上げ下げや箸を使うときに音を立てない・一度にた...

2024.03.20 19:34

箸の歴史2

710年、平城京に都が移りました。当時は料理人のことを包丁人と呼びました。脚のある食台(台膳)に皿(高坏)を乗せ食事を盛りつけるようになります。平城京遺跡からは檜の箸と食器類が出土。古事記が編纂され箸拾い神話が掲載されました。日本書紀には箸墓神話が記述されます。正倉院には檜の箸と食器類が所蔵されました。この頃から祝い箸が登場します。木の椀を専門に作る木地師が誕生。794年、平安京に都が移りました。...

2024.03.19 20:14

春分4/24

きょうから二十四節気は4番目の春分が始まります。いわゆる春分の日でもあります。これより昼間の時間が夜の時間よりも長くなっていきます。中世までは春分の時期に貴族が花見を楽しみました。豊臣秀吉が吉野山などで華美な花見をしたことをきっかけに江戸時代には華やかな花見を庶民が楽しむようになりました。1717年向島の長命寺で山本新六という人が墓参りの人を桜餅でもてなしたのが桜餅の発祥と言われています。桜餅は東...

2024.03.18 20:01

箸の歴史

紀元前3世紀から3世紀にかけての500年から600年間を現在の歴史区分では弥生時代と呼びます。静岡県登呂遺跡からは木製の匙が出土しています。赤米などの米作りが始まりました。後漢の記録には「倭国は手食」と記されています。当時の神話(箸拾い神話・箸流れ神話・箸浮かべ神話・箸墓神話)などから、祭祀や儀式で箸は神々を祀る祭器として使われていたと思われます。朝鮮半島から能登半島へ移住してきた貴族を祖先とする...

2024.03.17 19:45

インドの食事マナー

インドではテーブルに肘をつきながら食事をするのは良いマナーです。両肘をつき左手で料理を取り分け右手で直接食べ物を口に運ぶのが正しい食べ方です。料理の残すことは悪いマナーです。富裕層が食べ物を残すことが大問題になっています。貧富の格差が大きいインド社会では食べ物を残すととても失礼な行いと受け止められます。ヒンドゥー教教徒が多いネパールでも手食文化は同じです。日本では寿司、おにぎり、パン、フルーツの一...

2024.03.16 19:53

春の彼岸

ことしの春の彼岸はきょうから始まります。中日が20日で23日が明けです。彼岸のお墓参りは普段着で大丈夫。仏教の教えでは彼岸とは極楽浄土のことです。古代インド語のサンスクリット語ではパーラミター(波羅密多)が中国に渡り至彼岸と訳され、日本に伝わり彼岸となりました。彼岸の時期、インドの僧侶は六波羅蜜と呼ばれる修行をします。布施(ふせ)、持戒(じかい)、忍辱(にんにく)、精進(しょうじん)、禅定(ぜんじ...

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