2023.06.29 19:57野菜炒め2022年9月のメニュー改定からレギュラー化したメニューです。野菜しか使いません。お皿に中華鍋で作ったオムレツを置き、その上に炒めた野菜を乗せています。キャベツや小松菜などの葉物野菜と人参や胡瓜などの実なりの野菜を分けておきます。合計で170gになるように計量。厚労省は日本人一日当たり350gの野菜摂取を推奨しています。一食で約半分がとれます。140度ぐらいの低温油に実なりの野菜を通します。過油(...
2023.06.28 20:02エビチリエビのチリソース煮は日本で誕生し中国大陸へ逆輸入された中華料理です。一般的には衣をつけて揚げたエビに辛味調味料をからめた料理です。食堂では大幅にオペレーション(作り方)を変えています。従来の料理は健康という観点からはやや遠い要素が多いからです。エビは塩でもんで臭みを抜き2分間塩茹でして縦半分に切り開きます。衣をつけたり揚げたりしません。辛味調味料は麻婆野菜にも使えるベースになる少し辛みのある合わせ...
2023.06.27 20:34キタカムイから季節の野菜だけでも自分で育てて料理に使いたい。この思いを開店から持ち続け、わずかながら収穫した野菜を料理に混ぜて使ってきました。ことしから横浜市の小雀(こすずめ)という場所に今までで一番広い畑を借りることができました。最初に定植したのはジャガイモでした。種芋を一ヶ月かけ太陽に充てて発芽を促す浴光育芽という芽出し準備をしてから3月1日に定植しました。発芽を経て茎が20センチ程度になったら2本残して芽...
2023.06.26 18:09菖蒲華29/72きょうから七十二候は29番目の菖蒲華(あやめはなさく)が始まります。この菖蒲(あやめ)はハナショウブのこと。端午の節句にお風呂に入れるショウブは菖蒲と書き、古くから「あやめ」「あやめ草」とも呼ばれていますがハナショウブとは別の植物です。また葉の形が似ているアヤメも「花あやめ」「あやめ」と呼ばれ混同されてきました。ハナショウブは5月下旬から6月下旬に咲くので時期が異なります。こちらは野生のノハナショ...
2023.06.25 19:14フリーダムことしの胡瓜はサカタのタネの交配種フリーダムシリーズの新商品フリーダム203です。一日にどんとできることを防ぎ長期間収穫できるように改良されました。イボのない円筒形、渋みや臭みが少ない、ブルームが少ない、うどん粉病やべと病に強い特徴があります。小雀農園では5月11日に定植しました。6月12日に草丈が125cmに伸び一番花が咲きました。6月13日に初収穫、24日までに34本も収穫しました。一番花が咲...
2023.06.24 20:18胡瓜の栄養胡瓜は水分が多く1本(約100g)食べても14kcalという低カロリー食品です。しかしビタミンやミネラルを豊富に含んでいます。βカロテンを含み体内でビタミンAに変換されます。抗がん作用、免疫力アップ、皮膚や粘膜の健康維持、視力維持、髪の健康維持、呼吸器系を守ります。カリウムが多く、体内でナトリウムを排出します。これにより高血圧を防ぎます。利尿効果がり水分を調節するのでむくみを解消します。薬膳料理で...
2023.06.23 17:58胡瓜の生産農林水産省の統計によると国内の生産量は減少傾向にあります。2006年から2021年までで12.3%も減少、作付面積では24.1%も減少しています。わずかですが輸入されています。ほとんどはカナダからの輸入です。胡瓜の生産量と作付面積が減少している大きな理由は農家の高齢化に伴う後継者不足です。農家の担い手がいないので、これは胡瓜だけの問題ではありません。山野が多く農業が展開しにくい環境的な特徴と近年の...
2023.06.22 19:57胡瓜ウリ科キュウリ属のツル性一年草です。かつては成熟した実を食べていましたが甘さが少ないので現在では未熟な実を食べるようになりました。インドの北部、ヒマラヤの山麓が原産地です。日本では平安時代から栽培され、大正時代以降に広く食べられるようになりました。時代劇の庶民の食卓にもろキューが出てきたら?と思いましょう。キュウリという和名は熟した実が黄色くなる黄瓜(きうり)から。中国では西方の国々を胡と呼びまし...
2023.06.21 19:52青じその栄養青じそはビタミンやミネラルがとても多くビタミンA、ビタミンB1、ビタミンB2、カルシウムは野菜の中でも群を抜いた含有量です。青じそ独特のさわやかな香りはぺリルアルデヒドという成分です。強い抗酸化作用があり胃液の分泌を促し食欲増進につながります。また強い防腐と解毒の作用があるので食中毒の予防効果が期待され和食のつまに使われます。飾りではないので残さずに食べましょう。また体内で合成できないαリノレン酸...
2023.06.20 20:25夏至10/24きょうから二十四節季は10番目の夏至(げし)が始まります。一年のなかで最も昼間の時間が長い日がことしは6月21日、昼間の時間がもっとも長い頃がきょうから始まります。日本では梅雨の時期と重なるので昼間の長さをあまり実感しにくいかもしれません。七十二候は28番目の乃東枯(なつかれくさかるる)が始まります。夏枯草(なつかれぐさ・かごそう)とはうつぼ草のこと。花が黒ずみ枯れたように見えるそうです。北極では...
2023.06.19 18:16青じその生産国内で生産されている青じその46%は愛知県産です(2020年)。3870トン。2位の宮崎県が1080トンなので愛知県がダントツなのが分かります。収穫量は2000年からの20年間で約4000トンも減っています。財務省による2022年の輸入野菜ランキングトップ30に青じそは入っていませんがわずかながら中国からの輸入青じそがあります。青じその原産地は中国中南部です。10世紀ごろに日本に伝わりました6月2...
2023.06.18 20:06大葉と青じそ青じそには葉に縮れのあるチリメンアオジソや表裏で色の違うカタメンアオジソなどいくつかの品種があります。その中で縮れのない青じその葉の部分を大葉と呼びます。実や芽、赤ジソやエゴマの葉は大葉ではありません。しそはシソ科シソ属の植物の総称です。1961年ごろに静岡県のつま物生産組合が青じその葉を束ねて大阪の市場に出荷したときに「大葉」という商品名をつけたのは始まりです。その後に愛知県豊橋市でも大葉が販売...