2024.03.30 20:45アイボリーのらくがきより「おいしかったです。エビチャーハン最高!やさいのマーボー、卵とマーボーで合うんですね。近くにいるのでまた来ます!健康第一ですね。エビチャーハンおいしすぎてすぐ食べ終わっちゃいました。次は大盛りエビチャーハンにします(2024年3月)」昨年は新型コロナウイルスの扱いが5類に変更され、商業地への人出が復活し始めました。住宅地にある食堂周辺はまだ散策や外食される方は見かけませんでした。ことしに入ってよう...
2024.03.29 19:44雷乃発声12/72きょうから七十二候は12番目の雷乃発声(かみなりすなわちこえをはっす)が始まります。春の雷は寒冷前線の通過で起こります。雹や雪が降ることもあります。とくにことしの3月は例年になく寒い日が続いています。畑の野菜が低温の影響を受けないか心配です。雷の語源は神鳴り。鬼の姿で背中に太鼓を背負い、それを打ち鳴らす雷神。1752年にフランクリンが雷の正体は電気だと証明しました。日本では20世紀初頭になっても雷...
2024.03.28 18:51薄桃のらくがきより「鎌倉のレストランに勤務するため、こちらのお店から歩いて15分くらいのところに引っ越してきました。初勤務の一週間を終え、最初の外食で佐々木食堂さんに来られたことは大変幸運でした。お料理もお米もスープも小鉢のお漬物も全部美味しかったです。次は麻婆野菜定食を頂こうと思います。ごちそうさまでした。(2024年3月25日)」年度替わりでの引っ越し。これまでの暮らしと仕事から新しい人生の幕が開きますね。気持...
2024.03.27 20:16濃紺のらくがきより「肉野菜炒め定食を頂きました。仕事がつらく食欲がなくて食べても下してしまう日が続いていましたが、こちらの料理はおいしくてお腹にもやさしく、いつも食べる元気が出ます。ごちそうさまでした(2024年1月8日)」少しでも食を通じてお客様の元気や健康に貢献できれば幸いです。人の体は口から入るものだけでできています。苦しい時こそ、体が喜ぶものを口に運んでください「歩こう会に参加して9kmウォーキングしてきま...
2024.03.26 20:04機能性表示食品とトクホ小林製薬の紅麹から毒性物質が検出され健康被害が広がっています。3年間サプリを飲み続けていた方が腎臓を害して亡くなっていたことが分かりました。紅麹はサプリ以外にも多くの食品に添加物として出荷されています。それらすべての販売と製造が今後ストップし、それぞれの会社が回収へと発展するでしょう。このサプリは機能性表示食品でした。販売事業者が科学的根拠が記された資料を提出し、書類に不備がなければ認められるのが...
2024.03.25 19:49箸の歴史6日本人同士が1年以上殺しあった1868年から1869年。江戸が強制的に東京と改名されました。それまで長く使われてきた太陽太陰暦(旧暦)が廃止され西洋の太陽暦が導入された1873年。銀座の木村屋があんぱんを明治天皇に献上した4月4日は「あんぱんの日」です。この頃から皇族や貴族社会にテーブル、椅子、西洋料理が広がります。庶民の朝はご飯・味噌汁・漬物、昼は漬物・お茶漬け、夜はご飯・漬物・味噌汁・野菜の煮...
2024.03.24 19:45桜始開11/72七十二候は今日から11番目の桜始開(さくらはじめてひらく)が始まります。日本社会では平安時代から花見といえば桜を意味していました。現在、国内の8割以上はソメイヨシノ。江戸彼岸桜と大島桜の交配種で江戸時代に作られたので、それ以前にはありませんでした。奈良の吉野の花見は古くから有名です。当時はソメイヨシノはなかったので山桜を鑑賞していました。葉と花が同時に咲きます。サは田の神、クラは神の御座(居場所)...
2024.03.23 20:07箸の歴史5軍事力で江戸に幕府を開いた徳川政権時代。17世紀初頭、懐石料理に酒宴を入れた会席料理が発達します。幕府は漆奉行を置き、漆の管理や吟味、配分を行い各地に漆器の名産地が誕生しました。18世紀になると箸にも漆が塗られるようになります。それまでの木椀や漆椀に加えて1730年ごろ、陶磁器の食器が普及し始めました。1783年出版の「万載狂歌集」に割り箸の原型(割りかけ箸・引裂箸)が記載されます。箸に切れ目をつ...
2024.03.22 20:19箸の歴史4現在の日本料理の原型とされる本膳料理。これは儀式的要素の大饗料理と技術的要素の精進料理が組み合わさったものです。1392年にこれが登場しました。出汁にカツオと昆布が使われ始めました。奉書のような紙で箸を包む箸紙が使われるようになりました。現在の箸袋の原型です。14世紀末から15世紀初頭にかけて輪島の重蓮寺で漆塗の器物が作られ始めます。輪島塗の基礎となりました。室町幕府8代将軍、足利義正が丈夫な箸を...
2024.03.21 19:30箸の歴史3宋王朝から帰国した栄西が臨済宗(禅宗)を日本に伝えたのが1191年、道元が曹洞宗(禅宗)を伝えたのが1227年。将軍や多くの大名が禅宗に帰依しました。これによって精神修養の一端である精進料理が広く庶民の間にも広がります。道元禅師は日常的な食事は人の心を育てる重要な場であると説きました(「典座教訓」「赴粥飯法」:1237年)。鉢(器)に口をつけない・鉢の上げ下げや箸を使うときに音を立てない・一度にた...
2024.03.20 19:34箸の歴史2710年、平城京に都が移りました。当時は料理人のことを包丁人と呼びました。脚のある食台(台膳)に皿(高坏)を乗せ食事を盛りつけるようになります。平城京遺跡からは檜の箸と食器類が出土。古事記が編纂され箸拾い神話が掲載されました。日本書紀には箸墓神話が記述されます。正倉院には檜の箸と食器類が所蔵されました。この頃から祝い箸が登場します。木の椀を専門に作る木地師が誕生。794年、平安京に都が移りました。...
2024.03.19 20:14春分4/24きょうから二十四節気は4番目の春分が始まります。いわゆる春分の日でもあります。これより昼間の時間が夜の時間よりも長くなっていきます。中世までは春分の時期に貴族が花見を楽しみました。豊臣秀吉が吉野山などで華美な花見をしたことをきっかけに江戸時代には華やかな花見を庶民が楽しむようになりました。1717年向島の長命寺で山本新六という人が墓参りの人を桜餅でもてなしたのが桜餅の発祥と言われています。桜餅は東...