箸の歴史4
現在の日本料理の原型とされる本膳料理。これは儀式的要素の大饗料理と技術的要素の精進料理が組み合わさったものです。1392年にこれが登場しました。出汁にカツオと昆布が使われ始めました。奉書のような紙で箸を包む箸紙が使われるようになりました。現在の箸袋の原型です。14世紀末から15世紀初頭にかけて輪島の重蓮寺で漆塗の器物が作られ始めます。輪島塗の基礎となりました。室町幕府8代将軍、足利義正が丈夫な箸を考え柳の木で作った両口箸を作りました。酒販論絵巻(1550年)に真魚箸や菜箸が描かれています。16世紀後半になると一期一会の精神と一汁三菜程度の茶会石料理(懐石料理)が登場しました。同じころ、長崎に中国から卓上の好みの料理を自由に取って食べる中国式の卓袱(しっぽく)料理が伝わりました
3月23日(土)は都合により臨時休業させていただきます
No.1679
2月19日調理の蒸し餃子
1624 days until the end of the first phase
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