ビタミンP
ハンガリー料理に欠かせないパプリカ。現在でも一大生産地です。日本には韓国、オランダ、ニュージーランドからの輸入品が多く流通しています。パプリカはナス科の多年草で、カラーピーマンの一種です。トウガラシ属トウガラシの栽培品種ですが、辛み成分のカプサイシンが劣性遺伝子を持つために辛みがまったくありません。栄養構成はピーマンに似ていて、特徴的なのはビタミンP(ヘスペリジン)を含んでいることです。ビタミンPはビタミン様物質の一種と言われ、ビタミンCを壊れにくくします。加熱してもビタミンCが失われない働きをします。パプリカはハンガリー語です。フランスではポワブロン(ピーマンの意味)、イギリスではペッパー、アメリカではベルペッパーと呼ばれています。山崎農園では初めて赤パプリカを育てています
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