うまみがたっぷり、白菜

19世紀になってから中国から渡ってきた白菜。ビタミンCとカルシウムが多く、低カロリーな野菜です。ちなみに中国語では「白菜(パクチョイ)」と書くとチンゲン菜のことなので注意が必要です。カリウムはキャベツよりも多く、体内のナトリウムと結びついて、高血圧を予防します。またカロリーは長葱やニラの半分以下と、とてもダイエットに有効な野菜です。抗ウイルス作用のあるたんぱく質インターフェロンの分泌促進とコラーゲンを生成してウイルスの侵入を防ぐビタミンCの役割は、感染症予防にも有効です。また白菜は出汁の宝庫と言われるほど、旨味成分のグルタミン酸を豊富に含んでいます。食堂では白菜を多く使っています。餃子の具は白菜とニラだけです。漬物は辣白菜として料理に添えています。蒸し料理の掻敷がわりにも使います。割れた芯や硬い葉などは捨てないでスープに入れて出汁をとります。欧米では刻んで生のままサラダに入れて食べることが多いそうです

佐々木食堂

食の安全と 安心を通して 健康寿命を 伸ばしましょう

0コメント

  • 1000 / 1000