食中毒情報

6月13日、京都保健所は「ホテル杉長」で食中毒が発生し修学旅行中の生徒ら106人が腹痛と下痢を訴えたと発表しました。発症者の便からウェルシュ菌が発見され食中毒と断定、ホテルを3日間の営業停止にしました。6月9日にホテルから「6日から8日に宿泊した中学生、40人から50人が8日昼ごろから腹痛を訴えている」と保健所に通報。保健所が立ち入り調査を実施。宿泊した238人のうち生徒97人、教職員9人に7日21時から9日22時までの間に下痢と腹痛の症状があったことが判明しました。ウェルシュ菌は人や動物の腸管内、土壌などに広く生息し、酸素のない状態を好み、人の腸管内で増殖、100度の加熱での一部は生き残ります。加熱調理の後で長時間常温放置したカレーやシチューなどの大量調理食品がおもな原因になります。修学旅行のような大人数の調理現場では煮物の量は大量になります。すべての食材に火を通すために調理後も加熱状態を維持するために常温で待機することも必要でしょう。保管材料を使ったとは思えませんが、衛生的な調理であったかどうかが調べられることでしょう

No.2127

1174 days until the end of the first phase

佐々木食堂

食の安全と 安心を通して 健康寿命を 伸ばしましょう

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