畑の土作り11-寒おこし

畑の土は堆肥や肥料を混ぜ込む表層の作土とその下の心土の二層あります。これを入れかえることを天地返しと呼び、寒冷期の1月に行う天地返しを寒おこしと言います。畑の土がよみがえり、連作障害を回避できます。土をひっくり返し寒気にさらし、凍結と融解を繰り返すことで土の団粒化が進みます。冷気を利用して地中の病原菌や雑草の種子が死滅することで土壌消毒の効果があります。プロの農家では重機を使って1mも掘り返すこともあります。家庭菜園ならスコップを使って30cmも掘り返せば十分です。作業が重労働なので、作付けを予定している場所だけに限定しても大丈夫です

No.1993

12月28日の小雀農園。2年目のニラが冬眠中です

1308 days until the end of the first phase