美味しさとは13:先天的要因
人種、民族、年齢、性別、体質なども美味しさと関係があります。味覚は栄養や毒を検出する脳の働きです。甘味、うま味、塩味はそれぞれ炭水化物、タンパク質、ミネラルの信号です。酸味と苦味は腐敗物、毒物の信号です。新生児の味に対する表情実験で実証されています。体には物質を摂取する最適量があり、それを超えると抑制し始めます。しかし、カロリーについては欲求を満たすほど摂取し、健康に負の影響が生じても摂取を継続することが分かっています。サルの実験ではカロリー制限したサルよりも好きなだけ食べさせたサルの方が老化が早くなりました。ラットの実験では甘味、うま味、脂肪が感じられる食品を摂取すると脳内で報酬系快感物質、オビサイドが放出。食べ過ぎや中毒症状を引き起こしました。飽食の現代、先天的要因である最適量維持の原則は機能しなくなっているのかもしれません
12月27日(金)の昼は通常営業、夜は年末モードのためお休みします
No.1958
11月18日調理の蒸し餃子
1343 days until the end of the first phase
0コメント