金盞香57/72
きょうから七十二候は57番目の金盞香(きんせんかさく)が始まります。金盞はスイセンのことです。スイセンは咲くと言わず、香(かぐわ)しと表現しました。室町時代から気品のある芳香と清楚な姿が珍重され、生け花の世界でも松竹梅に匹敵する格調の高い花です。ニホンスイセンは12月から2月ごろ、ラッパスイセンは3月から4月ごろに咲きます。冬に雪の多かった江戸時代、スイセンは「雪中花」として歌に詠まれました。原産地は地中海沿岸、原種は30種ほどあります。水仙は中国語の「水辺の仙人」に由来します。スイセンはすべての部分に毒を含んでいます。シュウ酸カルシウムの影響で接触しても皮膚炎を起こす可能性があります。ニラと間違えて食べてしまう危険があります。食べると短時間で食中毒症状が出ます。嘔吐、下痢、頭痛、発汗。昏睡状態になることも報告されています。とくに球根部分は毒性が強く死亡例もあります
11月17日(日)は家事により臨時休業させていただきます
No.1918
10月19日、大分の知人から無農薬カボスが送られてきました
1383 days until the end of the first phase
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