味噌物語14 納豆汁

「なっと切る音しばし待て鉢たたき」(松尾芭蕉)。納豆を細かくたたいて、青菜と豆腐を入れた栄養たっぷりな朝の味噌汁(納豆汁)が江戸っ子の活力源でした。当時の江戸の人口はなんと50万人。関東近郊の生産量では味噌がまかなえません。家康出身地の三河から三州味噌、仙台味噌が海路で江戸に送られました。江戸の町では味噌屋が繁盛。それに合わせる野菜も同じように集まりました。うなぎは最初ぶつ切りにしたものに味噌をつけて焼いていました。江戸は圧倒的に男性が多い町でした。外食が発展し、飲食店が味噌を使った料理を次々と開発、発達させました。これらが徐々に庶民の暮らしに浸透していきました

6月20日(木)は定休日です

No.1768

5月6日調理の蒸し餃子、麻婆野菜、エビチリ

1533 days until the end of the first phase

佐々木食堂

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