酢物語2 ポスカ

古代ローマでは水にお酢を加えた「ポスカ」と呼ばれる飲み物が流行しました。栄養ドリンクの役目を果たし、兵士が飲んでいた記録があります。栄養不足を補い疲労回復に役立ちました。15世紀から17世紀のヨーロッパでは植民地政策から長期間大型帆船で世界を航海する必要が生じます。新鮮な野菜が不足し船員にビタミンC不足が生じ壊血病に罹患する者が多く出ました。そこで野菜を保存するために酢につけるピクルスが考案されました。酢には殺菌作用があることに気づいていたのですね。日本には紀元前400年ごろの古墳時代に中国から米酢が伝わったと言われています。仏教よりもずっと前から酢は伝わっていました。奈良時代の養老律令には酒造りの役人が酢も作っていた記録が残っています

No.1741

4月7日のコース料理「お造り」

1560 days until the end of the first phase

佐々木食堂

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