醤油物語14 酸化防止

1990年にキッコーマンは「特選丸大豆しょうゆ」を販売します。脱脂をしない本来の大豆(丸大豆)を原料として作る醤油を復活させました。醤油販売で長年課題だったのは開封後の酸化でした。とくに火入れをしない生醤油は穏やかな香りと鮮やかな色が特徴ですが、劣化速度が早く商品化が困難でした。2010年、開封後に空気が入るのを防ぐ逆止弁キャップが開発されました。これにより開封後90日間常温で品質が保持されるようになり「生しょうゆ」というカテゴリーが確立。2011年には「やわらか密封ボトル」が登場し市場が拡大しました。有機原料のみで作る特選有機しょうゆ、アレルゲンを使わないえんどうまめしょうゆ、血圧を抑える大豆ペプチドしょうゆ、またハラールしょうゆなどニーズに応じた多様な醤油が現在は作られています

5月22日(水)は定休日です

No.1739

4月5日調理の海老炒飯と肉野菜炒め

1562 days until the end of the first phase

佐々木食堂

食の安全と 安心を通して 健康寿命を 伸ばしましょう

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