醤油物語13 JAS1963

農畜産物の品質の安定と消費者保護のためにスタートした規格制度が日本農林規格(JAS)。1950年でした。醤油がJASに制定されたのは1963年です。それまでは比重のみの扱いでしたが、これにより特性、成分、色度が定義されます。1964年、醤油が中小企業近代化促進法の指定業種になり中小企業が協業化を進め全国各地で醤油の品質が改善されました。キッコーマンは原料不足で開発した方式を終了し1970年に100%本醸造に回帰します。1971年JASの改定により醤油は上級・標準・本醸造の表示基準が設けられます。また製造方法は1972年に本醸造・新式醸造・アミノ酸液混合の3つに定められました(2004年に変更)。1956年、日本住宅公団が団地を各地に作り、生活の洋風化が進み、ダイニングキッチンが登場します。1961年、キッコーマンは卓上用の洗練されたデザインの醤油卓上瓶を販売。1965年、それまでの酒屋での量り売りから樹脂製容器に入れた小口買いに対応します。1977年、ペットボトルに変更。食品の容器にペットボトルを使ったのは醤油が初めてでした

5月21日(火)は昼のみの営業です

No.1738

4月5日調理の蒸し餃子

1563 days until the end of the first phase

佐々木食堂

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