箸の歴史

紀元前3世紀から3世紀にかけての500年から600年間を現在の歴史区分では弥生時代と呼びます。静岡県登呂遺跡からは木製の匙が出土しています。赤米などの米作りが始まりました。後漢の記録には「倭国は手食」と記されています。当時の神話(箸拾い神話・箸流れ神話・箸浮かべ神話・箸墓神話)などから、祭祀や儀式で箸は神々を祀る祭器として使われていたと思われます。朝鮮半島から能登半島へ移住してきた貴族を祖先とする可能性がある大和朝廷。260年から562年の300年間。中国から漢字が伝わり、大和朝廷が先住民族を侵略し支配地域を広げ、百済(朝鮮)から仏教が伝わりました。大陸や半島の影響を受け、膳の原型が作られ用途別の器を置く台に配膳するようになりました。聖徳太子が活躍し(593年:摂政)、小野妹子が荒波を越えていた頃(607年:遣隋使)、隋王朝で箸と匙による歓待を受け、箸食制度を608年に発令しました。ヒノキ、スギ、ミズキの素木を割って削った両口箸(両端が細い)、片口箸(片方だけ細い)が使われ始めました。飛鳥板葺宮遺跡、藤原宮遺跡からヒノキの箸が出土しています

3月19日(火)は昼のみの営業です

No.1675

2月16日調理の海老炒飯

1626 days until the end of the first phase

佐々木食堂

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