厄払い
17世紀から19世紀後半までの鎖国政策によって自然科学の発展がとても遅れた日本社会。病気や事故、自然災害を人々はとても恐れました。それらを防ぐためには魔よけや厄払いが有効だと信じるしかありませんでした。恵みを与える太陽が新しく活動を始める立春を前に鬼の影響を排除する節分の行事は各地に残っています。香川県さぬき市志度では子どもたちが近隣の商店をまわり鬼の豆をもらい歩きます(鬼の豆もらい)。愛媛県愛南町、一本松地域では厄年の人が交差点に年の数の豆と靴を捨てて誰にも見られないように家に帰ると厄落としができると言われました。節分の翌日の交差点には豆と靴が置かれています。愛媛県香積寺では釉薬をかけない素焼きの土器(かわらけ)を自分の厄がのりうつった人形に見立てて破砕する厄除けをします。京都の花街では節分に変装してお寺を巡る節分お化けが風物詩になっています
2月1日(木)は定休日
No.1628
12月17日に届いた天城の猪肉
1673 days until the end of the first phase
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