恵方巻
昨今、商業主義の一環として節分に太巻きを食べる習慣が定着しつつあります。恵方巻(えほうまき)。もともと恵方とは年末に歳神様を各家庭が迎える方角のことでした。歳神様はお正月を家族とともに過ごし松が明けると帰っていきます。門松や松飾りは神様への目印。月の動きをもとに暦と暮らしが一致していた頃に太陽の動きとのずれを調整した二十四節気によって人々は一年という時間の流れをつかんでいました。二十四節気の最後は現在の大寒。つまりかつてはこの時期に大晦日やお正月があったのです。節分は立春(二十四節気の一番目)の前日、つまり「大晦日」にあたります。歳神様がやってくる恵方を向きながら太巻きを食べるようになったのは諸説あります。いずれも20世紀になってから飲食に携わる人たちが仕掛けたイベントだったようです。ことしの恵方は東北東。夜明けの方角ですね
1月24日(水)は定休日
No.1620
12月11日調理の野菜炒めと麻婆野菜
1681 days until the end of the first phase
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