おおつごもり
きょうは2024年うさぎ年の最後の日。大みそか。三十は「みそ」と読みます。昔の暦では29日から30日が月末でした。そこで三十日(みそか)は月末を表し、一年の最後なので大晦日(おおみそか)と呼びました。いまは太陽暦なので12月31日が大晦日。昔の暦は月の満ち欠けをもとにしていたので三十日は新月になります。これを月籠(つきごも)りと呼び、つごもりに変化。一年最後のつごもりが大つごもりになりました。日本社会では長く年末から年始にかけて歳神様(としがみさま)がそれぞれの家にやってきて過ごすと考えられていました。神様に捧げるためにおせち料理を作り家族みんなが集まりました。庶民が三が日までに神社に赴くようになったのは1887年以降。帝国政府が官公庁で新年拝賀式を始め、関西の鉄道会社が神社へ初詣を行うレジャーを沿線住民に宣伝して広めたからです。昨今は海外で年越しをする人も増えました。1000年以上も恵方から家々を訪れ新年の豊作祈願を受けた歳神様。いまはどんな思いなのでしょうね。ことしは寒く雨交じりの大つごもり。どうかよい年越しを
12月31日(日)は年末休業
No.1596
12月30日の鶴岡八幡宮。お札を返してきました
1705 days until the end of the first phase
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