雪下出麦66/72
2024年の幕開けは七十二候の66番目、雪下出麦(ゆきわたりてむぎいづる)の始まりと重なりました。感染病、異常気象、天変地異、戦争、虐殺、物価高、裏金疑惑など穏やかではないことに明け暮れた一年でした。少しずつ私たちの願いがかなう新年になることを祈ります。雪下出麦(ゆきわたりてむぎいづる)は雪の下で麦が芽を出すという意味です。麦は秋に種まきをして5月から6月に収穫します。かつては、秋に収穫を終える稲、その後、麦の種をまいて翌年の初夏に収穫、今度は田植えをする、二毛作は一般的でした。麦が発芽したころ、わざわざ新芽を踏む、麦踏みが行われました。霜柱で浮き上がった土を踏み固めて根を丈夫にします。芽に圧力をかけると分けつによって株分けが促されて太くなり収穫量が増えます。日本の麦は収穫期に風雨が強くなるので背丈を抑える必要がありました。麦踏みの風習は日本独自のものです。人々の知恵が平和で豊かな暮らしに活用される社会になりますように
1月1日(月)は年始休業です
No.1597
1月5日(金)から営業開始です
1704 days until the end of the first phase
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