台所とキッチン
平安時代の貴族たちが食生活を行っていた場所が台盤所(皿を乗せる台が置かれた場所)でした。中世以降、それを台所と呼ぶようになりました。キッチンは古来後のクチーナcycene、ラテン語のco-quina(火を使う所)に由来します。ガスも水道もなかった江戸時代までの庶民の台所では調理と洗浄は別物でした。食材や食器は多くの場合、井戸端や川辺で洗いました。化学洗剤がなかったので川を汚染することはなく食べ残しが魚介類の栄養になったかもしれません。井戸から水をくむのに釣瓶(つるべ)を使いました。2つの釣瓶に長い縄をつけ滑車を使って井戸の水をくみました。深川など埋め立てで作られた場所は井戸水に塩分が含まれたので飲食には使えず、ひとびとは水売屋から水を買っていました
No.1366
4月11日収穫の小松菜とリーフレタス。小雀農園にて
1935 days until the end of the first phase
0コメント