畜産業
家畜や家禽を育て、肉や卵、牛乳などの畜産物を生産する日本の畜産業。その経費の中でもっとも多い割合を占めるのが飼料費です。畜産業の飼料は牛に与える乾いた牧草の粗飼料と配合飼料の2種類があります。養鶏・養豚では配合飼料が使われ養牛では双方の飼料がバランスよく使われています。農水省の2021年の調査では配合飼料の90%が輸入品です。配合飼料に多く含まれるトウモロコシはほとんどが輸入されています。ちなみに2014年の資料では1500万トンのトウモロコシが輸入されていて、これは世界最大の輸入量です。68%が家畜飼料用です。次いで21%がコーンスターチ用、他にもコーンフレーク、蒸留酒、甘味料の原料になります。コーンスターチは工業用接着剤や製紙、医療用輸液の原料にもなります。食用のスイートコーンを除けばほぼ全部のトウモロコシを輸入に頼っています。トウモロコシの値段が上がったり、輸入が規制されたりしたら、日本の経済に大打撃になるのがわかります
4月16日(日)は都合により臨時休業させていただきます
No.1337
3月22日発芽の小松菜とリーフレタス
1964 days until the end of the first phase
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