耕作放棄

担い手の不足に続く日本の農業問題は「耕作放棄地」の増加です。一年以上作付けされる予定がなく数年内に作付けの予定がないと農家が農水省に回答した土地を耕作放棄地と言います。これに対して農業委員会の調査員が、荒廃しこのままでは作物の栽培が不可能と判断した土地は荒廃農地と言います。農水省の調査では1975年に13.1万haだった耕作放棄地は2015年に42.3haと3倍以上に増加しています。高齢化と労働力不足が重なり耕作地の一部の作付けを放棄するケース。後継者不在で農家をリタイアした人が農地を他に転用しないままのケース。農作物の価格低迷と収益悪化を理由にしたケース。耕作放棄の理由は様々です。荒廃した農地は元に戻すことが困難になり食糧生産の役割が無くなります。また病害虫の発生源になったり、自然環境や景観が悪くなり犯罪を誘発したりしています

No.1328

3月14日調理の野菜炒め

1973 days until the end of the first phase

佐々木食堂

食の安全と 安心を通して 健康寿命を 伸ばしましょう

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