農業

平地が少ない日本の国土では大規模農業が成り立ちません。どこまでも水平線が続く海外の農地で大量生産される野菜には効率面でも費用面でもかないません。現在の日本の農業は大きな3つの問題を抱えています。「高齢化による担い手の減少」「耕作放棄地の増加」「TPPによる価格競争」。農水省の統計では農業従事者は2001年に382万人だったのに対して2020年は約136万人と大きく減少しています。2020年の従事者のうち40歳未満は6.7万人なのに対して75歳以上は43.2万人。平均年齢は67.8歳、65歳以上の割合は69.6%。新規就農者は5万人から6万人で推移していますが、それを上回る離農者がいるのが現状です。新しく就農したものの経営が安定せず、地域になじめず、すぐにやめてしまうケースもあります。生鮮食品売り場で価格比較をすると国産は輸入に対して高いです。しかし、需要があれば国産野菜は供給され続けます。外食産業はコスト削減から安い輸入食材を使うでしょう。各家庭と個人経営の飲食店が地産地消を心がけることで少しでも農業の担い手を支えましょう

4月6日(木)は定休日

No.1327

3月11日調理の海老炒飯

1974 days until the end of the first phase

佐々木食堂

食の安全と 安心を通して 健康寿命を 伸ばしましょう

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