炒め物

江戸時代の書物『日々徳用倹約料理角力取組』には野菜を使ったきんぴら炒めが載っています。和食では煮物・焼き物・和え物が一般的でした。油脂がなかったので植物油のみの時代です。性能のよい圧搾技術が普及していなかったので植物油はとても貴重でした。てんぷらは高価な食べ物でした。明治時代になってバターが輸入されても、油脂を大量に使う炒め物は料理本に登場していません。1920年にベンジン抽出法によって大豆油が大量に生産されるようになりました。20世紀の前半になってジャガイモ・人参・小松菜・ネギ・卵などを油で炒め、醤油・塩胡椒・味噌などで味付けをした料理が家庭に広がりました

3月23日(木)は定休日

No.1313

2月24日調理の肉野菜炒め

1988 days until the end of the first phase

佐々木食堂

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