上巳の節句

3月3日は上巳の節句(じょうしのせっく)。中国の陰陽五行説が元になっています。奇数は縁起が良く、偶数は縁起が悪いと考えられました。もっとも縁起のよい数字は9です。そこで月日の奇数が重なる日を邪気を払う目的で行われた行事が五節句です。江戸時代には祝日として幕府が定めました。1月7日(1月1日は元日なので7日に変更・人日)、3月3日、5月5日(端午)、7月7日(七夕しちせき)、9月9日(重陽)。江戸時代の中期になり、3月3日は女の赤ちゃんが生まれて初めて祝う節句という風習が始まります。小さくてかわいいものという意味だった「ひいな」。貴族階級で流行していたひいな遊びで使われていた紙人形を厄払いとして川に流した流しびな。長い時間をかけて上巳の節句、女の子の初節句、ひな祭りが融合して現在の形になりました

No.1293

1月29日調理の麻婆野菜

2009 days until the end of the first phase

佐々木食堂

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