壺ニラ

ラーメンチェーンの「らあめん花月・嵐」が道頓堀あまウマラーメンのトッピングとして期間限定で開発したのが元祖の壺ニラでした。その後、様々なレシピがほかの店にも家庭にも広がりました。欧米ではほとんど生産されていないニラですが、東アジア原産の古い野菜です。中国西部、ベトナム、インドで紀元前から育てられていました。日本には弥生時代に伝わりました。古事記には賀美良(かみら)、薬物辞典には古美良(こみら)、万葉集には久久美良(くくみら)と表記されています。ミラが転じてニラになったと言われています。長く体を温め精力がつく薬用植物として食べられてきました。野菜として家庭で食べられるようになったのは明治時代になってからです。しかし独特の香りから敬遠されがちでした。一般家庭に普及したのは戦後に中国から引き揚げてきた人たちによって餃子が伝わってからです。3月が走りのニラ。食堂では添え物として壺ニラを仕込みました

3月12日(土)はランチは通常営業、17時以降は貸し切りです

No.940

佐々木食堂

食の安全と 安心を通して 健康寿命を 伸ばしましょう

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