啓蟄(けいちつ)

中国から日本に伝わった二十四節季。現在は国立天文台が太陽の行路を計算して決めています。ことしは今日から3番目の啓蟄が始まります。冬の間、地中でじっとしていた虫たちが春の陽気に誘われて地表に現れる時期という意味です。七十二候は7番目の蟄虫啓戸(すごもりむしとをひらく)。啓蟄の語源です。東北や北陸では米作りが始まる頃なので豊作を願い十六団子を農耕の神様にお供えする風習があります。今が旬の菜の花はカロテン、ビタミンB1.B2.C、カルシウムが豊富です。茹でる時に和がらしを加えると苦味が消えます。数少ない日本原産の植物「ふき」。そのつぼみのふきのとうはカリウム、食物繊維が豊富です。旬の食べ物は体に季節の変化を教える役目があります。走りのさよりなどを含め、体を春へ向けてならしていきましょう

No.933

2月18日調理の醬油ラーメン。白菜の仕入れは2月で終了しました

佐々木食堂

食の安全と 安心を通して 健康寿命を 伸ばしましょう

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