核酸
ひとの体には数兆個の細胞があります。これらは口から入る食べ物だけでできあがります。脳細胞を除きほぼ4ヶ月で全身の細胞が生まれ変わります。新しい細胞になる時に元の細胞の情報を渡していきます。その役目を細胞のなかにある核が果たします。細胞は20種類のアミノ酸と核酸で構成されています。たんぱく質を含んだ食品を食べてもすぐ身につくわけではありません。酵素の働きでアミノ酸まで分解され、核酸の働きで体のそれぞれの部位で必要なたんぱく質に組み立てられるのです。組立図をDNAと呼び、それをもとに作る工場がRNA。この2つをまとめて核酸と呼びます。核酸は人の体を死ぬまで支配しています。20歳を頂点としてどんどん減少します。細胞の衰え、それが老化です。食べ物で補う重要性が生じます。イワシ、サケ、エビ、レバー、ほうれん草、カブ、うずら豆、ササゲ豆、エンドウ豆などに多く含まれています
No.756
8月23日調理のエビチリ。核酸の一日摂取必要量は1.5gです
0コメント