本能を刺激して

私の前職は公立小学校の教員でした。33年間の教員生活の後半13年間は特別支援学級の担任でした。毎年2回の調理実習で継続して取り上げたのが餃子作りです。1回目は大判の皮を購入して具を包んで焼く、2回目は強力粉から皮を作り具を包んで焼くという発展型でした。キャベツをフードプロセッサーでみじん切りにします。球形のキャベツが小さな粒々に変化します。バラ肉を包丁で切ります。これをフードプロセッサーで粗みじん切りにします。肉の塊が粘土みたいになります。粉に少しずつ水を入れて練ったら、粉がまとまり、それを伸ばして円形に切り取ったら餃子の皮が出来上がります。食材が形を変えて、料理に変化していく様子を子どもたちはとても驚きながら楽しみました。特別支援学級は入学から卒業まで在籍するので6年間で12回も餃子作りを体験します。高学年になると、やり方を覚えていて、低学年の子どもたちにやり方を教えられるようになります。食堂の餃子は、ほぼその当時のレシピを使っています

佐々木食堂

食の安全と 安心を通して 健康寿命を 伸ばしましょう

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