phytochemical
植物が紫外線や昆虫など、植物にとって有害なものから体を守るために作りだされた色素や香り、辛味、ネバネバなどの成分のことをファイトケミカルと言います。もっとも期待されている効果は抗酸化作用です。呼吸によって取り込まれた酸素の一部は体内で有害物質になり、がん・老化・動脈硬化・生活習慣病の原因になることがわかっています。抗酸化作用のあるファイトケミカルを摂取することにより、酸化を防ぎ、がんや様々な病気のリスクを低下させましょう。ポリフェノール系(大豆のイソフラボン、コーヒーのクロロゲン酸、ピーマンのフラボン、玉葱のフラボノール、緑茶のカテキンなど)、カロテノイド(人参のαカロテンとβカロテン、トマトのリコペン、ブロッコリーのルティンなど)、含硫化合物(大根のイソチアシネート、キャベツのシステインスルホキシドなど)が食堂の野菜に使われています。ちなみにファイト(phyto)はギリシャ語で植物の意味です。第6の栄養素の食物繊維に続き、第7の栄養素として期待されています
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