クエン酸とリモネン

ヒマラヤが原産のレモン。植民地時代にヨーロッパに渡り、シチリア島で果実としての栽培が本格化しました。15世紀にアメリカのカリフォルニアで栽培が盛んになりました。ビタミンC不足を補うため(壊血病予防)に大航海時代の船員たちを助けました。日本へは明治時代になってから伝わっています。酸味成分はクエン酸、香りはリモネンです。国産のレモンは青みがかった黄色で、香りがよく酸味がまろやかです。ビタミンC以上にカリウムを含みます。またカルシウムもあります。ビタミンCは免疫力を強化し抗酸化作用により、風邪やがんを予防します。またコラーゲンの強化にも不可欠なので肌を美しくします。クエン酸は体内でエネルギーに変わるので、疲労回復効果もあります。食堂に隣接した母屋には定植から20年近くになるレモンの木があります。最近は毎年多くの実をつけているので、それらを収穫してレモン酒を作っています。熟際させるために漬け込んでから3ヶ月で実を取り出します。この実には氷砂糖の甘味とホワイトリカーのアルコールがしみこんでいるので、我が家では冷凍して保存。必要な時にグラスに入れて、炭酸を注ぎ、天然のレモンサワーを作っています

佐々木食堂

食の安全と 安心を通して 健康寿命を 伸ばしましょう

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