ビーフン

米粉の乾麺、ビーフンは中国語で「米粉」と書きます。紀元前220年、秦王朝が北方から南方へ支配を拡大した時、見慣れぬ米を挽き粉にして食べたことが始まりと言われています。来客があってから米を洗って炊くのは時間がかかります。すぐに調理できるビーフンは重宝されました。1903(明治36)年、大阪で行われた第5回内国勧業博覧会で台湾の風土を紹介する台湾館でビーフンが出品されました。これが日本初のビーフンです。各家庭でビーフンが食べられるようになったのは戦後です。中国大陸からの引揚者が現地で親しんだビーフンの味が忘れられず食べ始めました。今でも九州地方では関東地方の2倍以上の個人消費量があります。ビーフンはグルテンフリー、小麦アレルギー対策に有効として現在では世界各地で注目されています。ベトナムではフォー、中国では汁ビーフン、タイではパッタイ、イタリアではライスパスタなどと名前を変えて使用されています

12月11日(木)の食堂は定休日です

No.2207

1004 days until the end of the first phase

佐々木食堂

食の安全と 安心を通して 健康寿命を 伸ばしましょう

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