半夏生30/72
きょうから七十二候は30番目の半夏生(はんげしょうず)が始まります。また夏至から数えて11日目の雑節「半夏生(はんげしょう)」にもあたります。田植えは半夏生までに終わらせないと秋の収穫が減ると言われ、半夏生は重要な目安の日でした。半夏(はんげ)は烏柄杓(カラスジャク)と呼ばれる薬草のこと。半夏が生える時期になったという意味です。現在よりも米が暮らしと経済の中心を担っていた150年前までの日本では、秋の収量はとても重要でした。多すぎれば価格が下がり、少なければ飢饉に見舞われたからです。税の中心が米だったので、経済の大黒柱でした。20世紀後半、パン食文化が広がり、米の需要がどんどん減り、稲作農家が激減。昨今の米不足と高騰の背景には人々のコメ離れも大きな原因でした
7月1日(火)は11時から14時まで通常営業、13時半ラストオーダーです
No.2144
1157 days until the end of the first phase
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