正規採用おめでとう
彼は藤沢市立大道小学校の支援学級を卒業。いまも心に残る先生は当時、交流学級の担任だった方です。「とてもいい先生でした」と穏やかに語ります。高校を卒業後、地元の会社に障がい者枠で就職。その就職祝いに小学校時代から彼を支援してきた知人の方が食堂に連れてきてくれたのが最初の出会いでした。以来、半年に一度ずつ二人は来店。きのうはついに彼が正規採用になったお祝いでの来店でした。希望はステーキ定食。ここ数回、お気に入りのメニューです。私の記憶では障がい者枠で就職した人が正規採用されたのは彼が初めてです。今の仕事を聞きましたが、一日の中でいくつもの仕事を任されていました。その中には自分一人だけで行う業務もありました。有給休暇も始まり、先日ボーナスも受領したと言っていました。ご両親の絶え間ない励ましと支えが彼にこの日を迎えさせたのでしょう。代金の2100円をいただき、その額と同じ2100円のお祝儀を袋に入れて渡しました。最初から「無料にします」と言ったら(こういう時は食べ物が無料になる)と誤学習するのを防ぐためです。「働いてたくさん友だちができました」彼の笑顔が弾けました
6月30日(月)は夕方から家事があり、11時から14時まで通常営業、13時半ラストオーダーです
No.2143
1158 days until the end of the first phase
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