脂肪の吸収
小腸で消化されグリセロールと遊離脂肪酸に分離され吸収された脂肪は再び中性脂肪に合成されます。これにタンパク質が結合してカイロミクロンというリポタンパク質になります。カイロミクロンはやがて肝臓や脂肪細胞に蓄積されます。脂質とタンパク質の割合に応じてリポタンパク質は密度が変わります。中性脂肪の割合が最も多いのがカイロミクロン。中性脂肪を肝臓から筋や脂肪組織に運ぶのが超低密度リポタンパク質(VLDL)、コレストロールの割合が多いのが低密度リポタンパク質(LDL)、タンパク質の割合が多いのが高密度リポタンパク質(HDL)です。健康診断で悪玉コレステロールと呼ばれるのがLDL、善玉コレステロールと呼ばれるのがHDLです
No.2122
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