唾液アミラーゼ:糖質の吸収1
食べ物に含まれる糖質は一般的にデンプン60%・スクロース30%・ラクトース10%の3種類です。デンプンは多糖類、スクロース(砂糖)は二糖類、ラクトース(乳糖)も二糖類。これらを体が吸収するには単糖類まで消化する必要があります。デンプンも砂糖も乳糖もそのままの状態では吸収できません。まず口腔内で唾液アミラーゼがデンプンの消化を始めます。ご飯をよく噛む理由はここにもあります。すぐに喉に送ってしまうと消化する時間が不足します。胃は強酸性にあるので唾液アミラーゼは失活し糖質の消化はしません。口に含んだご飯、30回噛むとだいぶ細かくなり、唾液アミラーゼが混ざります。糖質を吸収するために口の中で最初の消化活動が行われていると意識しながら食べてみてはいかがでしょうか
No.2117
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