霜止出苗17/72
きょうから七十二候は17番目の霜止出苗(しもやみてなえいずる)が始まります。暖かい日が増えて、霜も降りなくなり、苗がすくすくと育つ時期になりました。田植えをする前の稲が発芽して青々と伸びる頃です。籾は稲の実のこと。前年に収穫した籾を翌年のために取っておきます。籾は収穫期に刈り取られ、玄米と籾殻に分けられます。そして、玄米から米糠を取ったものが白米です。霜止出苗(しもやみてなえいずる)は米作り農家にとって、もっとも重要な時期。その年の収穫へ直結する発芽を確認する時期だからです。米は玉蜀黍(トウモロコシ)、小麦とともに世界三大穀物と呼ばれ、夏前に田に植えられ、秋に収穫されます
No.2077
1224 days until the end of the first phase
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