畑の土作り7-酸性度
日本の土壌は雨が多くミネラルが流されやすいので酸性に傾きやすい傾向があります。また化石燃料の燃焼と火山活動などにより発生する酸性雨が大問題になっています。多くの野菜はpH6.0-6.5の弱酸性を好みます。酸性が強い土壌では根が傷み、根がリン酸を吸収しにくくなります。そこで石灰を投入して栽培する野菜に応じた酸性度に土壌を調整します。アルカリ性に傾くと生育が悪くなるものもあるので、石灰をたくさん使えばよいというものではありません。とくに消石灰は窒素分がアンモニアとなって消えてしまいます。アンモニアが作物を傷めることもあります。学校の校庭で使われる白い粉は消石灰。校庭には草木が生えていませんね
No.1988
12月20日調理の蒸し餃子
1313 days until the end of the first phase
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