食用油1-2種類あります

人が口にする食用油は大きく分けて2種類。飽和脂肪酸と不飽和脂肪酸です。化学的に安定状態にある飽和脂肪酸はおもに動物の脂です。反対に不安定な不飽和脂肪酸はおもに植物の油です。バターとラードは飽和脂肪酸を多く含みます。加熱調理に適していて香りと風味が料理に深みを加えます。アブラヤシからとれるパーム油にも多く含まれています。加熱に強くお菓子やショートニングに使われています。不飽和脂肪酸は分子構造によってオメガ3、オメガ6、オメガ9に大別されます。オメガ3の代表格はα-リノレン酸、魚油や亜麻仁油に多く、オメガ6の代表格はリノール酸、ごま油や大豆油に多く、ともに必須脂肪酸です。オメガ9の代表格はオレイン酸、オリーブオイルに多く含まれます。脂肪酸は脂質の中の誘導物質に区分されます。脂質は人の体になくてはならない栄養素の1つ。エネルギー源となり細胞膜を構成する成分です。料理にコクを増す働きがあります。食堂では油脂の使用を最小限にしているので、料理の味にコクが少なくあっさりしています

No.1974

12月10日調理のエビ野菜炒め

1327 days until the end of the first phase

佐々木食堂

食の安全と 安心を通して 健康寿命を 伸ばしましょう

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