食の好み1-幼少期

食べ物の好き嫌いは1歳ごろから徐々に始まります。これは脳の発達と関係しています。自我が形成されることが原因です。味や色、食べ物の形を把握するようになり、味覚に対して敏感になります。とくに酸味と苦味は腐敗と毒を連想させるので避けます。子どもの味覚は成人よりも敏感です。食堂に10歳未満の子どもが来たときは薄味にしています。食べたことがないものにも警戒心が強くなります。香りや見た目が苦手なまま食べるきっかけを失い嫌いな食べ物が増えないように配慮しましょう。市販のお菓子は甘味が強いので、これに慣れてしまうと野菜本来の甘味に気づけなくなり嫌いになりがちです。野菜の青臭さはカレー粉などの調味料で味付け、魚介類の生臭さは新鮮なものを選び酒や調味料に漬け込むと消えます。3歳ぐらいまでは乳歯が生えそろっていないので噛めないものは苦手です。レタスは小さく切って加熱、トマトは皮を除去、海老やイカはミンチに、こんにゃくは細断、サツマイモは水分か油分を追加など一工夫で食の世界を広げましょう

4日(土)まで年始休業です

No.1964

12月1日、テイクアウトのエビ炒飯と麻婆豆腐

1337 days until the end of the first phase

佐々木食堂

食の安全と 安心を通して 健康寿命を 伸ばしましょう

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