美味しさとは9:温度について
食べ物と飲み物には適した温度があります。甘味とうま味は体温に近い温度ほど強く感じます。ぬるいコーラは甘ったるく感じます。しかし、果物の甘味(果糖)は一般的に冷たい方が強く感じます。塩味と苦味は温度が低いと強く感じます。冷めた味噌汁がしょっぱいのはそのためです。冷めたホットコーヒーが苦いのも同じです。酸味はあまり温度に関係されません。味覚ではない辛味は刺激物によって異なります。唐辛子は高い温度ほど辛く感じ、わさびは低い温度ほど辛く感じます。辛さを緩和するために冷水を飲むかお茶を飲むか、料理によって違いますね。日本酒はどの温度帯でも美味しさが変わらない魅力的な酒です。反対にワインは数度の違いで味に変化が生じます。約500万年前に人類はアフリカで誕生したと言われています。300万年間という長い期間、人類は生食していました。約200万年前に火を発見。食材を加熱する食べ方を始めました。これにより多くの病気から逃れることができました。そのため味覚や嗅覚は冷たいものよりも温かいものを好むように進化しました
12月22日(日)は通常営業、ただし昼は2席予約ありです
No.1952
11月11日調理の麻婆野菜丼
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