美味しさとは1:視覚

美味しさは味覚だけでなく五感全体で感じています。じつは味覚は美味しさ全体のほんのわずかな要素にすぎません。さらに美味しさは健康な体作りには直結しません。美味しいものを食べ続けても健康寿命は伸びません。それでも人は美味しいものを求めます。なぜでしょう。それは美味しさが脳によるプラスの感情だからです。まずいというマイナスの感情に対してプラスの感情なので、健康への意識を脇に置き、美味しいものを欲してしまうのです。五感の中で最も美味しさに影響を与えているのは視覚です。美味しいという感情の80%以上が視覚から情報を得ています。写真用語の「シズル感」は食材や料理を美味しく見せること。きれいな盛りつけ、光るソースなどの視覚情報が「美味しそう、食べたい、お腹が空いた」という感情を呼び起こします。テレビなどで美味しそうに食べる人や自然豊かな場所でのバーベキューなどを見て美味しそうと感じる気持ちも同じです。視覚情報のうち美味しさを呼び起こす情報は景色65%、食器やカトラリー30%、料理はたったの5%だと言われています

12月12日(木)は定休日です

No.1943

11月2日調理の肉野菜炒め、炒飯、エビ炒飯

1358 days until the end of the first phase

佐々木食堂

食の安全と 安心を通して 健康寿命を 伸ばしましょう

0コメント

  • 1000 / 1000