熊蟄穴62/72
きょうから七十二候は熊蟄穴(くまあなにこもる)が始まります。熊が冬眠のために穴にこもる瞬間を人が見ることができません。冬眠前に大量のドングリを食べて栄養をつけます。高い木に登って枝を折りながら実を食べ、その枝を敷いて座布団を作ります。これが熊棚。真冬の雪山で葉の落ちた裸木に熊棚を見つけたら、自然豊かな熊の住む森の証拠です。熊の住む森と人の住む場所の間にあった里山が開発によって消え、熊と人が出会う事故が増えています。熊ばかりでなく猪や猿なども町に降りてきています。人を寄せつけない山奥を昔の人は「奥山」とか「深山」と呼んで想像しました。自然が豊かな奥山や深山を守り残してゆける暮らしを意識したいですね
12月11日(水)は定休日です
No.1942
11月1日調理の蒸し生鮭
1359 days until the end of the first phase
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