穂紫蘇

青じそは暑い夏で8月下旬から花を咲かせ始めます。通常は9月に入ってから。白い小さな花がつきます。これを摘んで和食ではお刺身に添えます。小さな花をそいで醤油に落とし、ネタにつけて食べるとほのかにシソの香りがわきたちます。花が閉じて結実するまでの間に摘んだ実は醤油漬けにします。完全に結実してしまうと硬くなるので醤油漬けに適した実の収穫は年間のわずかな期間に限られます。畑では10月6日から一週間ごとに収穫、11月2日で終了。シソの実は苦くてえぐみがあります。よく水洗いして汚れとアクを取ります。アントシアニンが多いので素手で実を取ったり洗ったりすると指についてなかなかとれません。調理用の手袋を使います。この後、3%の塩水に浸けて、一晩冷蔵庫で寝かせます。醤油と酒を同量で合わせ一煮立ち、冷ました漬け汁によく水切りをした実を漬け込みます。一ヶ月以上冷蔵庫で寝かせます。ご飯のおとも、白身魚に乗せる、クリームシチューのアクセントなどに使えます

10月30日(水)は定休日です

No.1900

10月7日。3%の塩水に一晩漬けたシソの実。アクが抜けています

1401 days until the end of the first phase

佐々木食堂

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