味噌物語16 仙台味噌から信州味噌へ

戦前の東京では仙台味噌が普及します。食料統制下の1944年、中田営造(マルマン創業者)が醸造中の温度管理の適正化を進め、中田式速醸法を開発。これにより戦後、信州味噌が全国に普及します。戦時下の配給制のもとでは品質も規格も問われなかったので味噌の品質は大きく低下しました。そのこともあり全国の農家では昭和30年代まで多くが自家製の味噌を作っていました。昭和40年代までは酒屋などで醤油や味噌が量り売りされます。流通の変化により袋詰めされた味噌が販売され始めました。発酵により容器の膨張を防ぐ必要から添加物としてソルビン酸カリウムが使用されました。現在では酒精(エチルアルコール)に変わっています。これらの処理がされていないものが生味噌です

6月23日(日)は都合により臨時休業させていただきます

No.1771

5月11日調理の肉野菜炒め、海老炒飯、麻婆野菜

1530 days until the end of the first phase

佐々木食堂

食の安全と 安心を通して 健康寿命を 伸ばしましょう

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