麦秋至24/72
きょうから七十二候は24番目の麦秋至(むぎのときいたる)が始まります。麦は秋に種まきをして5月から6月に収穫期を迎えます。麦秋(ばくしゅう)は夏の季語。麦にとって稲のような実りの秋はこの時期ということで麦秋と表現します。かつては二毛作をしている農家が多かったのです。秋に収穫した稲の後に麦の種を播き5月から6月にかけて麦を収穫してから田植えをしていたのです。世界でもっとも多く収穫される穀物が麦。日本では小麦はうどんなどのめん類に、大麦は麦飯・味噌・麦茶になります。収穫後の麦わらは、緩衝材・敷き藁・飼料・寝具・麦わら帽子などに活用されました。江戸時代、参勤交代で江戸に来た武士が白米ばかりを食べて体調を崩し、故郷に帰ると元気になりました。これを江戸患いと呼びました。国元では麦飯や雑穀米が多かったのです。江戸でうどんよりも蕎麦が定着した一つの理由です
5月31日(金)は通常営業ですが鎌倉市に大雨警報が発令された時点で閉店いたします
No.1748
4月13日の小雀農園。キタアカリの芽を2本立ちにしました
1553 days until the end of the first phase
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