紅花栄23/72
きょうから七十二候は23番目の紅花栄(べにばなさかう)が始まります。紅花はサフラワー油や口紅の色素に使われます。しかし、6月から7月にかけて花を咲かせるので、この時期には咲きません。近年の解釈では「赤い花が咲く時期になった」と解釈されています。それはサツキツツジ。ちなみに紅花はキク科でエジプトが原産です。4000年も前から確認されています。エジプトでは古くから紅花色素を使って染色布や化粧品が作られていました。日本には5世から6世紀に伝わります。江戸時代に高価なものとして定着します。値段が高かっただけでなく、栽培と収穫にとても手間暇がかかったことも価値を高めました。茎に棘があるので収穫は早朝の棘がまだやわらかい時間帯のみ。花びらだけを摘み、発酵させ、乾燥させ紅餅を作りました。山形県の最上川周辺でさかんに生産されました
No.1743
4月8日の小雀農園。発芽したキタアカリ
1558 days until the end of the first phase
0コメント